今はタテガミなどの希少部位も、通販で手軽にお取り寄せできて便利です♪
贈り物で頂いたという人も、いるのではないでしょうか。
しかし、馬刺しは通販だとブロックまま冷凍で届くことが多く、食べ方がわからないと少し戸惑いますよね。
せっかく食べるなら、美味しく食べたい・・・!
そこで今回は、馬刺しの「タテガミ」のおすすめの食べ方についてまとめました。
馬刺しの部位「タテガミ」とは
「タテガミ」とはその名の通り、馬のたてがみが生えている部位を指します。
別名で「コウネ(コーネ)」とも呼ばれます。
家畜の中では馬にしか無く、1頭の馬から僅かしか取れない希少部位です。
見た目は肉と思えないほど真っ白。
肉というよりも、脂肪とコラーゲンの塊ですね。
タテガミのおすすめの食べ方
タテガミの味わいの特徴は、馬の脂の甘みを存分に楽しめること。
脂身なのに、牛や豚の脂身のような嫌な脂っこさはありません。
どちらかというと肉より魚の脂に近いので、胃もたれせずアッサリ頂けます♪
旨味も強いため、そのまま食べても美味しいのですが・・・
ここはぜひ、赤身とタテガミを一緒に食べてみてください!
それぞれ単独で食べても美味しいのに、なんとも贅沢な食べ方ですよね。
赤身肉の旨味とタテガミの馬の脂の甘みが混ざりあって・・・
その味わいはまるで霜降り肉や大トロを食べているようです。
盛り付けも紅白の鮮やかな色合いで、年末年始などお祝いの席にもピッタリですね♪
美味しく食べる為の2つの鍵!
馬刺しのおすすめの食べ方をご紹介しましたが・・・
実は、食べる前の処理もとっても大事なんです!
タテガミをより美味しく食べるには、下処理に2つの大きな鍵があります。
タテガミを美味しく食べる2つの鍵
- 解凍方法
- 切り方
それでは、順に見ていきましょう。
1.タテガミの解凍方法
タテガミの解凍方法のポイントは、2つです。
タテガミ解凍のポイント
- 氷水でゆっくり解凍すること
- 半解凍状態で取り出すこと
解凍の仕方は簡単。
未開封の真空パックのタテガミを、氷水につけておくだけです。
もし馬刺しが浮いてくるなら、皿などで上からおさえて沈ませて下さい。
室温など状況にもよりますが、5〜10分ほど浸けていれば解凍されるでしょう。
タテガミは他の部位に比べて早く解凍されるので注意が必要です。
他の部位とセットで買った場合には、一緒のタイミングで解凍しないようにしましょう。
※赤身などにあわせて解凍すると、タテガミが解けすぎてデロデロになってしまいます。切り分けるのが非常に難しくなってしまうのです。
周りが少し柔らかく、真ん中に芯が残る半解凍状態で取り出しましょう。
全解凍されると薄く切りにくいので、この半解凍で止めるのがポイントです。
氷を用意するのが難しいなら・・・
もし、氷を用意するのが難しいなら、冷蔵庫で解凍しましょう。
食べる3〜4時間前くらいに、真空パックのままタテガミを冷蔵庫に移します。
完全解凍すると切りにくいので、この場合も半解凍状態で取り出しましょう。
冷蔵庫解凍だとタイミングが色々と難しいので、一番のおすすめはやはり氷水解凍ですね。
馬刺しの解凍で一番やってはいけないのは、電子レンジで解凍すること!
解凍の際に急速な温度変化を与えると、旨味や脂が流れてしまったり、色味が悪くなってしまいます。
特にタテガミは脂を多く含む部位ですので、影響はかなり大きいです。
絶対にやめましょうね。
2.タテガミの切り方
タテガミの切り方のポイントは、できるだけ薄く切ること。
理想としては、2〜3mmほどの厚みにスライスできると良いですね。
食感や口の中での溶け具合が、一番ちょうど良い厚みです。
薄くスライスするのもコツがいりますが、あまりに分厚いと脂っぽすぎてしまいますからね。
刺身は、肉厚だと食べ応えがあって美味しいものですが・・・
馬刺しにはタテガミのように、厚く切ることで味が損なわれる部位もあるのです。
タテガミに合う醤油と薬味は?
醤油については、馬刺し全般に言えることですが、九州の甘口醤油を用意しておくとよいでしょう。
馬刺しの旨味や甘味を引き立たせるのに、これ以上はありません。
※菅乃屋通販なら馬刺し専用醤油がついてきます。
そして薬味。
こちらも吟味していきたいところですが・・・
脂の強いタテガミには、あっさりといけるショウガやワサビがおすすめですね。
にんにくも悪くはないのですが、ちょっとコッテリしすぎてしまうかもしれません。
まとめ
タテガミって、一見すると調理が難しそうですが・・・
ちょっとしたポイントに気をつけるだけで、自宅でも美味しく楽しめます。
ただし!ヘルシーな馬刺しの中でもタテガミはかなり高カロリーな部位。
食べるときは、食べ過ぎに注意して楽しみましょう!
その点でも、赤身と一緒に食べると少量でも満足感が増すので良いですね♪