- 「馬肉って臭みやクセがありそうで、食べたことない」
- 「馬肉って牛と違って固いんでしょ？」
馬肉に限らず、牛・豚・鶏以外の肉って・・・ちょっとそんなイメージがありますよね。
でも、実際に馬肉を食べてみたら、イメージと全く違う美味でやみつきになる人も大勢いるんですよ。
特に、「馬刺し」のおいしさには衝撃を受けるほどです。
馬肉の「臭み・クセ・固さ」は実際のところ、どんなものなのでしょうか？
この記事で詳しく解説していきます。
馬刺しは全く臭みやクセなし
スーパーによく並ぶ肉といえば、牛・豚・鶏ですよね。
これら以外の肉・・・鹿や猪など野生動物の肉って、臭そう・クセがありそう・固そうなイメージがあります。
馬肉に対しても、そういうイメージが残っているみたいですね。
でも、馬肉が臭い・クセがある・固いというのは昔の話。
肉の臭みというのは、食べ物の影響が強く出ます。
現在では、市場に流通しているのは野生の馬ではなく、牧場で育てられた馬のみです。
牧場で馬に与える飼料はとても進化しているため、臭みなどは感じられません。
特に生で食べることが前提の馬刺しは、品質管理が徹底されているためとてもおいしいですよ。
ただし、激安馬刺しには注意してくださいね。
馬刺しのお味は、「安かろう悪かろう」がほとんどです。
馬刺しの味ってどんな感じ？
では実際のところ、馬刺しってどんな味がするのでしょうか？
先程も解説したとおり、きちんとした業者の馬刺しは全く臭いやクセがありません。
牛や豚の方がクセを感じるほどです。
固さもなく、霜降りであればとろけるような柔らかさ。
フタエゴといった少し特殊な部位であればコリコリ感はありますが、固いというわけではありません。
また、馬肉には糖質であるグリコーゲンが含まれており、かめばかむほど甘味が出てきます。
このグリコーゲンの量はなんと牛肉の3倍です。
馬肉にはクセがあると思いこんでいて、初めて食べてみたらとてもおいしかったという人は多いですよ。
馬肉ってクセないですか？
今までなんかクセがあると思い込みあまり食べませんでしたが熊本で馬刺しを食べて衝撃を受ける美味さでした！
馬肉も本来は牛肉や豚肉みたいにクセのない味なんですか？引用：Yahoo!知恵袋
これは、「Yahoo!知恵袋」での質問なのですが、これに対するアンサーは次のようなものです。
ポイント
- 獣肉のなかで一番クセがない
- かめばかむほど旨味が出てくる
- 馬刺し大好き！
質問者も回答者も、みなさん馬刺しをおいしいと言っています。
馬刺しを初めて食べた人が、そのおいしさに衝撃を受けるというエピソードは「馬刺しあるある」のようです（笑）
加熱用馬肉や馬ホルモンは臭みを感じる可能性アリ
とてもおいしい馬刺しですが、次のような馬肉だと臭みやクセ、固さを感じることがあるかも知れません。
- 加熱用馬肉
- 馬ホルモン
順番にみていきましょう！
1.加熱用馬肉
馬肉は馬刺しとして生で食べるだけでなく、加熱する料理としても様々な食べ方がされています。
次のようなメニューです。
- シチュー
- 肉じゃが
- 赤ワイン煮
馬肉を加熱すると、固さが気になるという人は多いです。
そのため、お肉が柔らかくなるような煮込み料理によく使われています。
牛などに比べ脂身が少ないので、ステーキなど焼いて食べる場合も「想像以上に固かった」と感じる人も。
焼く前に次のようなものに漬け込んでおくと、焼き上がりが柔らかくなりますよ。
ポイント
- 玉ねぎのすりおろし
- パイナップルやキウイ、梨のすりおろし
- ヨーグルト、牛乳
- 炭酸水
また、鮮度のよい馬刺しよりも、加熱用馬肉の方が多少臭みを感じる場合があります。
臭みを取ってくれる酒やショウガ、にんにくなど、調味料や食材を合わせると良いでしょう。
2.馬ホルモン
馬のホルモンは牛などと同様に、焼肉にしたり煮込んだりして食べられています。
馬のホルモンは、牛や豚より濃厚な味わいです。
牛や豚のホルモンが大好きだと言う方は、馬ホルモンも一度味わってみる価値アリ。
クセや臭みに関しては、牛などと同様に下処理の仕方によって大きく変わります。
下処理がしっかりとされていないと、やはりクセや臭みを感じてしまいます。
まとめ
食べ慣れないものって、初めて食べるときは「おっかなびっくり」ですよね。
「馬刺しが気になるけど、臭いやクセがあったら嫌だな・・・」なんて敬遠していたのなら、ぜひ一度食べてみてくださいね。
きっと新たな好物になりますよ。