美味しい馬刺しは、つい沢山食べたくなってしまいますよね。
食べられるものなら、毎日でも食べたいです♪
でも、馬刺しの食べ過ぎで体に悪い影響はないのでしょうか?
馬刺しは生肉ですし、少し不安も感じてしまいます・・・
そこで今回は、馬刺しの食べ過ぎについて詳しくまとめました。
馬刺し好きの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
馬刺しの食べ過ぎで食中毒になる?
生肉といえば、気になるのが食中毒。
馬刺しは生肉の中でも、食中毒の心配が少ない事で知られています。
馬は他の家畜に比べて体温が高く、食中毒の原因になる細菌や寄生虫が繁殖しにくいのです。
まれに「サルコシスティス・フェアリー」という寄生虫が発生する事もありますが・・・
この寄生虫は、冷凍処理により病原性が無くなる特性があります。
その為、馬刺しの流通は冷凍流通が義務付けられているので安全性が高いんです。
食中毒の可能性は、食べた量が多ければ多いほど高まります。
しかし、馬の場合はそもそも食中毒になる可能性が低いので、他の肉よりも断然安心ですね。
馬刺しの食べ過ぎで腹痛や下痢になる?
馬刺しは、食中毒が起こりにくい食材です。
しかし、食べ過ぎてしまうと腹痛や下痢を引き起こす事も・・・
馬刺しの食べ過ぎによる腹痛や下痢は、主に消化不良が原因。
冷たい馬刺しを大量に食べると、胃腸が冷えて消化機能が低下し、消化不良による下痢や腹痛になる事があります。
また、馬刺しなどの肉類は消化に時間がかかる食べ物です。
食べ過ぎると胃腸が消化しきれず、腹痛や下痢を引き起こします。
いずれも馬刺しに限らず、他の食事でも同じ事なので注意しましょう。
馬刺しを食べる時に気をつけるポイント
せっかく美味しい馬刺しを食べるのに、苦しい思いはしたくないですよね。
消化不良は、食べ方に気をつけるだけで防げる可能性が高まります。
馬刺しを食べる時のポイント
- よく噛んで食べる
- 温かいものを一緒にとる
- 脂肪分が少ない部位を選ぶ
- 適量を守る
順に見ていきましょう!
1.よく噛んで食べる
消化不良を防ぐには、まずしっかり噛んで食べる事から!
口の中で食べ物を細かくして、胃腸の消化をサポートしましょう。
満腹感も得られるので、食べ過ぎ防止にもなり一石二鳥ですよ。
特に酒の席では、あまり噛まずに飲み込んでしまう事も多いので気をつけましょうね。
2.温かいものを一緒にとる
冷えは胃腸の働きを鈍らせます。
冷たい馬刺しが、知らず知らずの内に胃腸を冷やしてしまっているかも。
馬刺しを食べる時は、同時に温かいものをとって胃腸の冷えを和らげましょう。
おでんや鍋なんかも良いのですが・・・
何と言ってもおすすめは、熊本の地酒「球磨焼酎」のお湯割りです♪
3.脂肪分が少ない部位を選ぶ
高級なお肉を食べた後に、お腹が痛くなった経験はありませんか?
脂肪の多い肉は、実は胃腸に大きな負担がかかるのです。
胃腸が弱い人は、脂肪が多いタテガミや霜降りより、脂肪が少ない赤身肉を選ぶと良いでしょう。
また、脂肪の多い肉とアルコールの組み合わせも胃腸へ刺激を与えるので、胃腸に不安がある人は注意しましょう。
4.適量を守って食べ過ぎない!
これを言うと元も子もありませんが・・・
美味しいものを楽しむには、食べ過ぎない事!
「もうちょっと食べたいな」くらいで止めるのがベストです。
馬刺しの摂取量の1日1人あたりの目安は、50〜100g程度がおすすめ。
通販でも、50〜100g程で小分けにされている事が多くて便利ですよ♪
まとめ
馬刺しの食べ過ぎで、腹痛や下痢などの体調不良が起こる事はあります。
ただし、馬刺しに限らず、食べ過ぎは体に大きな負担がかかるもの。
食事は食べ過ぎに気をつけて、適量を楽しみましょう!
せっかく美味しいものを食べたのに、辛い思いをするなんて悲しいですからね。