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馬刺しの白いやつはたてがみ(コウネ)という部位|見た目は脂っぽいけど味はうまい?まずい?

コウネ 馬刺し タテガミ

馬刺しと言えば、見た目は「赤」という印象が強いですよね。

でも、真っ白な馬刺しもあるんですよ。

白い馬刺しは、たてがみ(コウネ)という部位です。

見た目だけではなく、お味も他の部位では味わえない独自のものとなっています。

この記事では、たてがみの特徴と、そのお味についてまとめました。

また、たてがみと同じく脂身のある「フタエゴ」についてもご紹介します。

 

 

たてがみ(コウネ)の特徴

コウネ 馬刺し タテガミ

たてがみ(コウネ)は、その名の通りたてがみが生えている付け根のお肉のことを指します。

たてがみは、牛や豚や鶏にはありませんよね。

そのため、馬肉でしか食べられない部位であることが最大の特徴。

しかも、一頭から採れるのはたったの5Kgほどで、希少部位となっています。

よく見る赤い馬刺しとは違い、真っ白な見た目をしています。

見た目は脂っぽそうだけど美味!

「お肉の白い部分って・・・脂じゃないの?」

そうです、たてがみは脂身なのです。

しかし、牛や豚、鶏のようなベタッとした脂っぽさはありません。

なぜかというと、たてがみは約70%がゼラチン質で出来ているから。

そのため、口に入れると濃厚な甘味とともに溶けていきます。

しかも、濃厚なのにあっさりしているのです。

食感についても、プニプニとコリコリが両方味わえ、他の部位にはない特徴となっています。

たてがみのツウな食べ方

そのまま食べても十分おいしいたてがみですが、ちょっとツウな食べ方をご紹介します。

それは、赤身の馬刺しと一緒に食べること。

淡白な赤身と、濃厚なたてがみを合わせて食べると・・・あら不思議、霜降りを食べているかのような味わいになるのです。

一度試したが最後、高確率でハマりますよ(笑)

盛り付けの仕方も、ちょっと工夫をするだけでぐっと華やかになります。

工夫といっても、赤身とたてがみを交互に並べるだけ。

きれいな紅白になり、おもてなしにも最適です。

たてがみはコラーゲンもたっぷりだけどカロリーに注意

先ほど、たてがみは約70%がゼラチンで出来ているとご紹介しました。

そもそもゼラチンとは、コラーゲン由来のタンパク質のこと。

つまり、たてがみはコラーゲンたっぷりでもあるのです。

コラーゲンと言えば、期待できるのが美容効果♪

おいしいものを食べて、コラーゲンも摂取できるなんて、こんなに嬉しいことはないですね。

ただし、食べすぎには注意です。

たてがみは、100g/749kcalと高カロリー。

白ご飯が100g/168kcalなので、比べてみるとかなり高いことが分かりますね。

 

 

たてがみとフタエゴの違いは?

フタエゴ 馬刺し

たてがみと同じく、脂身のある部位で「フタエゴ」というものがあります。

フタエゴについてもご紹介しますね。

フタエゴはバラの一部で、あばら付近にあり、皮膚の表面に一番近い部分のことを指します。

たてがみと同様に馬肉にしかない部位で、一頭から採れる量が少ないため希少性があります。

特徴は、白・赤・白ときれいな三層に分かれた見た目。

その白い部分が脂身です。

「脂身が二層もあったら、すごく脂っこいんじゃ・・・」

その心配はいりません。

フタエゴの脂はとてもあっさりとしているんですよ。

赤身の旨味と脂身の甘味が同時に口の中に広がるため、なんとも言えない味わいです。

しっかりとした歯ごたえがあり、かめばかむほど甘味が出てきます。

まとめ

たてがみとフタエゴ。

どちらも馬肉にしかなく、希少部位であることをご紹介しました。

とってもおいしいのに、居酒屋などではなかなかお目にかかれないのです。

でも、大丈夫です。

通販なら馬刺の本場・熊本から取り寄せることが出来ますよ。

馬刺好きなら、珍しい部位も一度は味わってみたいものですね。

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