馬刺しが残ってしまった時、あなたならどうしますか?
時間が経過した馬刺しは、酸化して色が変わったりパサついて味が落ちます。
翌日もそのまま食べるのは、ちょっと気が引けますよね。
そんな時は、馬刺しを焼いちゃいましょう!
生で食べる馬刺しとはまた違う、馬肉の旨味を楽しめますよ♪
そこで今回は、馬刺しを美味しく焼いて調理するコツをまとめました。
ポイント
- 馬刺しが余ってしまった
- 馬刺しをもらったけど口に合わなかった
という人は、ぜひ試してみてくださいね。
馬肉は火を通しても美味い!
馬肉といえば、何といっても脂の旨さです。
肉の脂というより魚の脂に近く、あっさりしているのに旨味が強い。
「肉が食べたいけど胃もたれが・・・」という人も、馬肉ならきっとサッパリ食べられるはずです♪
その上、馬肉は牛や豚に比べて嫌なクセや臭みも少ない特徴があります。
まれに、加熱用の馬肉で臭みを感じたという声も聞きますが・・・
それは恐らく、鮮度が落ちてしまったからでしょう。
馬刺しは生で食べる分、加熱用の馬肉に比べて鮮度管理が徹底されています。
加熱用の馬肉を焼くより、さらに安心して食べられますよ。
馬刺しを焼く時の注意点
馬刺しを焼くときは、火を通しすぎないのがポイント。
馬は他の家畜に比べ脂身が少ない分、加熱するとすぐに肉が固くなってしまいます。
特に馬刺しは薄くスライスされているため、すぐに火が通ってしまうので注意!
脂身の少ない赤身は、表面をサッと炙るくらいで十分です。
もしくは、弱火でじっくりゆっくりと火を通してください。
中の色が変わるまで火を通す必要はありません。
焼く前の簡単下処理がポイント!
調理時間に少し余裕がある場合は、肉に下処理をしておきましょう。
下処理はとても簡単で、使うのは玉ねぎだけ。
すり下ろした玉ねぎに、馬肉を30分程度漬け込めばOKです。
玉ねぎは肉のタンパク質を分解する成分が含むため、肉を柔らかくしてくれます。
玉ねぎがない場合は、梨やパイナップルなどの果物でも代用できますよ。
焼いた馬刺しに合う調味料は?
焼いた馬刺しには、一体どんな調味料が合うのでしょう?
おすすめの調味料をご紹介します♪
塩
馬肉の脂の甘みと旨味をより楽しむには、塩がおすすめ!
できれば食塩ではなく、岩塩などちょっといい塩を使ってみてください。
馬肉の味わいを邪魔せずに、旨さを引き立ててくれます♪
馬刺しタレ
馬刺しのタレが余っている場合は、タレで焼いちゃいましょう。
簡単だけど、これがまた美味いんです!
玉ねぎのすりおろしと共に、馬刺しタレに漬け込んでおくのもおすすめ。
肉に味がしっかり染み込んで美味さが増す上に、調理も簡単になります。
馬刺しのタレがない場合は、焼肉のタレでも美味しいですよ。
ご飯の上に乗せても、ビールのつまみにも合いそうです♪
バター醤油
意外と合うのが、バター醤油。
たっぷりバターが焦げる前に馬刺しをささっと炒め、醤油を垂らします。
塩コショウを適量振りかけ、味を整えましょう。
子どもも喜んで食べてくれる、間違いなしの組み合わせ♪
玉ねぎやモヤシなどを加えて、野菜炒めにするのも良いですね。
ニンニク
馬刺しの薬味として好まれるニンニクは、一緒に焼いてももちろん美味い!
ごま油・醤油・酒なども合わせて味を整えましょう。
ニンニクチューブが手軽ですが、スライスニンニクを入れても香ばしくて美味いです。
ニンニクの芽と合わせても、スタミナ満点の炒め物に♪
まとめ
馬刺しは生だけじゃなく、焼いても美味いです!
ちょっと勿体ない気もしますが、これが結構クセになるんです。
生の馬刺しは焼酎で、タレで焼いた馬刺しはビールでクイっと・・・
うーん、これは晩酌が進んでしまいますね♪